予算特別委員会記録(平成22年第1回定例会)3月17日(水)・2
●角田秀穂委員 参考資料41ページ、新規のスクラッチカードについて、発行枚数と、外れ券枚数を教えてほしい。
●商 工振興課長 発行枚数60万枚、当たり券は3%の1万8000枚を準備している。当たり券の詳細は、商品券1000円が1万本、500円が1万本。そこに
ダブルチャンスをつけて、当たりと称するもの100本をダブルチャンスの当たり券としているので、計2万100本である。
●角田秀穂委員 もう少し当たりをふやす、外れを減らすことは考えられないか。この点は、どのような考え方でやられているのか。
●商工振興課長 これは、景品表示法の共同懸賞に当たり、金額ベースの3%が限度であるので、これ以上の当たりを出すことができない。法で決まっているので、やむを得ない。
●角田秀穂委員 金額ベースに制限があるなら、当選金額を減らして当たり券をふやすことも考えられるが、その辺はどうなのか。
●商工振興主幹 商連のほうに預けている話では、1,000円券と500円券となっているが、500円券のみにするといった話も出ているので、もう一度詰めて、当たり本数をふやすのは可能かと思っている。
●角 田秀穂委員 商店会の福引きでも最低ティッシュはもらえるように(笑声)、空くじなしの考え方がとれないのか。その辺は実際にそれを扱う商店街等が一番知
恵を絞るところであろうと思うので、同じ予算を使うのであれば、意見を聞きながら魅力度アップを考えていただきたい。要望する。
参考資料42ページ、インキュベーション施設に対する賃料助成について。
3年たつが、この間賃料補助をやったかいがあったと評価されているか。
●商工振興課長 実際には、9年の長い間の中で、皆さんの目に触れる商品、商ベースに乗ったものは本当に少ないと思う。ただ、部品開発等が多いために皆様の目に触れない面もあるので、決して無駄な事業とは思っていない。
●角田秀穂委員 お金を出している側から見て、今のインキュベーション施設について、どのような課題があるととらえているか。
●商工振興課長 実際に商品化するのが難しい。これからの課題として、大学の方々との産学連携、インキュベーション・マネジャーによる販路拡大などが軟弱かと思うので、その辺の強化を施設に要望していきたい。
●角 田秀穂委員 私も産学連携のところが弱いと思う。マネジメントできる人も含めて、そういったところをしっかりしていないと、せっかくお金を出して補助して
も、結局役に立たない、実を結ばない結果にもなりかねない。これまでの経緯も踏まえた上で、より充実した内容になるように市からも要望してもらいたい。