平成16年第3回船橋市議会定例会会議録(第3号・5)

角田秀穂議員  みどりのまちづくりについて質問をいたします。

 さきの通常国会において、景観法、都市緑地保全法の一部を改正する法律など、景観緑三法が成立し、年内に施行されることとなりました。

 都市緑地保全法の改正では、緑地保全と都市公園整備を一体的に進めるため、自治体が策定 する緑の基本計画に都市公園の整備方針を追加し、都市公園の整備、緑化の推進、緑地の保全が一体となった総合的な施策の展開により、効率的、効果的な都市 の緑の創出、保全を図ろうとするほか、土地利用と調和のとれた緑地保全を図るための緑地保全地域制度の創設、土地の有効利用による都市公園整備を進めるた め、立体都市公園制度の創設などが行われました。

 また、この中では公園管理の仕組みの充実として、従来は公園管理者がみずから設置、管理 することが不適当、または困難な場合に限定されていたものに、都市公園の機能を増進する場合も要件に追加をされたことにより、意欲のある地域住民等が主体 的に遊具や花壇等の整備や管理を実施することが容易となっております。

 申すまでもなく、全国的に見ても整備の立ち遅れている公園の整備は、本市にとって重点的に取り組むべき課題となっております。本市において大きな課題となっているこうした公園を含む緑の保全・整備の推進という観点から、何点かお伺いしたいと思います。

 都市緑地保全法に基づく緑の基本計画については、3年前の平成13年の第4回定例会にお いて質問させていただきました。その際、平成9年3月に策定された現行の緑の基本計画にうたわれた公園緑地の整備、緑と水のネットワーク形成、緑化の推 進、自然林等の保全対策の4つの施策のうち、公園整備については平成27年度、2015年には市民1人当たり9平方メートルにする目標は、現状から考えて も達成が極めて難しいことなどから、計画達成の道筋が見える、実現可能な計画へと練り直し、次世代に引き継ぐ公園緑地の確保を進めていくべきとの考えか ら、緑の基本計画の見直しを要望させていただきました。

 これに対して、当時の都市整備部長も見直す時期に来ているとの答弁でしたが、今回の法改正も踏まえて、改めて基本計画の改定についてご見解を伺いたいと思います。

 また、改定のお考えがあるのならば、これからの本市の公園緑地の整備についてどのような方針で臨んでいくのか。また、どのような事業に重点を置いていくのか、お考えをお伺いしたいと思います。

建設局長(足達正明) 緑の基本計画に関するご質問にお答えいたします。

 本市の緑の基本計画は、平成9年に平成27年を目標年次にして策定していますが、ご指摘の景観緑三法の成立等を踏まえ、近く見直しのための検討に着手していきたいと考えております。

 今後の公園緑地の整備方針については、現在の緑の状況ですとか、計画の達成状況等を踏ま え、検討作業の中で各界各層の皆様と議論を深めながら明らかにしていきたいと考えていますが、国においても今後の公園緑地の整備の重点課題として、地球環 境問題への対応や豊かな地域づくりへの対応に加え、特に参画社会への対応等を掲げているところであり、現計画以上に計画づくりへの市民の皆様の参加につい て積極的に取り組み、市民の皆様との共同作業で計画の検討を進めていくことが必要であると考えております。

 いずれにいたしましても、市民の皆様の多様なニーズの把握に努め、公園緑地の整備が遅れ ている地域では身近な街区公園の整備に重点的に取り組むとともに、公共公益施設や民有地の緑化、樹林地の補てん等を総合的に推進するなど、緑のネットワー クの形成を図り、緑が身近にあると実感できるようにしていくことが重要であると考えております。(「しっかりやってくれよ」と呼ぶ者あり)

角田秀穂議員  緑豊かなまちづくりについて。

緑の基本計画を改定される、その際には市民参加でということで、この辺についてはぜひその方向で、ぜひとも市民の意見を入れながらよりよい基本計画に練り直していただきたいというふうに思います。

 また、1人当たり、船橋の場合ですと公園面積を1平方メートルふやすためには56ヘクタール、アンデルセン公園の2個分以上の用地を確保して整備しなければならない計算となります。

 緑の基本計画の見直しに当たっては、面積の目標ばかりを追うのでなく、地域住民の要望の 高い、要望の強い身近な公園整備に力点を置いていくべきだと考えます。その意味からも、先ほどご答弁にもありましたけれども、街区公園の整備を進め、少な くとも身近な公園が充実していると市民からも言われるように、評価されるようなまちづくりに力を入れること。それから、特に不足しております近隣公園につ いても、これは現計画にも具体的な整備の方針というのは示されておりませんが、現在、坪井近隣公園整備後の計画が全くない状況であります。今後、具体的な 整備方策についても基本計画においてしっかり位置付けていただきたいことを要望させていただきます。