平成14年第4回船橋市議会定例会会議録(第3号・5)

角田秀穂議員  高齢者福祉についてお伺いをいたします。高齢者福祉については、おむつが必要な高齢者に対する支援について伺いたいと思います。

 常時、おむつが必要な高齢者に対する支援については、ことしの1定において、居宅介護の 場合と、医療機関に入院した場合の助成要件の違いから、入院した際の家族の負担が極めて重いということ、こうしたことから早急な改善が必要であるというこ とを指摘させていただきました。このことについては答弁の中でも、入院おむつ代の助成の現行要件は本人及び扶養義務者の所得を対象としており、その所得制 限は生活保護に準じた基準となっているため、高齢者福祉事業の中でも一番厳しい条件となっており、こうしたことから今後の研究課題とされたところでありま す。こうした入院した場合のおむつに対する助成の要件として、扶養義務者の所得までを対象に要件を定めることは今の時代にもそぐわなくなっていることや、 本市の場合、介護保険適用の病床数が極めて乏しいことなどから、現行要件の見直しを最優先で行うべきと考えます。この点についてご見解をお伺いしたいと思 います。

福祉サービス部長(飯島和男) 入院おむつ替えの助成についてお答えいたします。

 入院おむつ替えの助成事業でございますが、所得制限が生活保護に準じた厳しい基準となっ ており、見直しについて研究してまいったところであります。現在、居宅において、要介護4、5のお世話をしている家族介護者を支援するため、介護用品とし て紙おむつ等の支給をしておりますが、その方が入院し、引き続き紙おむつ等の使用をしている場合について助成すべきかどうかなど慎重に検討しているところ でありますので、ご理解のほどよろしくお願いします。